古いもん日記

古いもん、骨董品について語ります。

北大路魯山人

f:id:garantokutta:20181106190506j:plain



今回は北大路魯山人その人について勉強したいと思います。

 

皆さんも名前くらいは聞いたことがあると思います。陶芸家かな?美食家?お茶のCMで魯山人先生言われてたな…

 

どれくらい知っていますか??

 

北大路魯山人

北大路魯山人は本名を北大路房次郎と言い、魯山人という呼び名は1916年ごろから使い始めた名前になります。

 

北大路魯山人の職業を一言で称するなら「芸術家」と呼ばざるを得ないほど各方面で才能をいかんなく発揮し後世に残る作品を生み出しています。

 

陶芸、篆刻(印章を作成)、画家、書道、そして料理家や美食家としても有名ですね。

 

芸術家としての魯山人

 

書道家として10代の時に初めて出展したコンクールで何万もの応募作品の中から賞を受賞するなど若いうちからその才能を開花させており、書道だけでなく篆刻や画家としてもいかんなく才能を発揮していました。

陶芸家としても自身で始めた会員制高級食堂の食器を作るなどマルチな才能を発揮していました。

 

美食家としての魯山人

美食家としても有名で自身で美食倶楽部という高級会員制食堂を発足し、自ら料理を作る料理家としての才能とその食器を作成する陶芸家としての才能を発揮させていました。

 

有名な話ですが某超有名料理漫画の主人公の父親の美食家は魯山人をモデルにしており、この美食倶楽部が登場していたり、魯山人が東京東京で経営していた星岡茶寮をもじったであろうお店が登場していたりしました。

 

魯山人の人物像

 

魯山人は美術面では素晴らしいものを残していますが、毒舌、傲岸不遜であったといわれており、横山大観などの魯山人と同時期か少し前くらいに活躍した芸術家を罵倒したり、あの世界的画家であるピカソまでも容赦なく罵倒しています。