古いもん日記

古いもん、骨董品について語ります。

十返舎一九

みなさんこんばんは。

日本のキャッシュレス化、どれほど進むんでしょうか。少し前からデビットカードを作って一足先にキャッシュレス化をスタートさせましたが、まだまだ飲食店とかでは使えないところも多いですね。

ラーメンが好きですがラーメン屋なんかほぼ使えないですしね。一応少しだけ現金を待ってますが、それも持たなくて済む世が近いうちに訪れるんでしょう。

 

さて前回、写楽についてサラッとみましたが、今回は何となく版画、浮世絵シリーズとして今回十返舎一九についてです。

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皆さん十返舎一九と言えば100人いたら100人が同じものを思い浮かべるでしょうね。

 

そう。東海道中膝栗毛

 

その著者が十返舎一九です。

駿河国、現在の静岡県に生まれました。

 

絵師としては、江戸で東洲斎写楽などの出版元としてもお馴染みの蔦屋重三郎の元で挿絵や用紙の加工を手伝い、その後その文才に加え、絵心もあったため、一人で文章も挿絵も描いて出版していました。

 

東海道中膝栗毛1802年に発行された滑稽本で爆発的な人気を博しました。

その名の膝栗毛とは、膝というのが自分の足を指し、栗毛は黄金に近い馬の毛色を指し、自分の足を馬の代わりにして行う徒歩の旅行ということです。

 

主人公の弥次郎兵衛と喜多八は弥次さん喜多さん弥次喜多などと呼ばれ、いまでも弥次喜多珍道中など題材になることが多いですね。

 

この作品は要は弥次郎兵衛と喜多八の旅をえがいたもので、江戸から伊勢神宮を周り大坂へと向かう道中を描いたものです。

 

今回は、骨董的な事より歴史的なことになっちゃいましたね笑

 

軌道修正どっかでします笑