古いもん日記

古いもん、骨董品について語ります。

美濃焼

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みなさんあけましておめでとうございます。

この記事が2019年の初記事になります。

 

おそらく全員もう仕事は始まっているでしょうか

私も今週月曜日から仕事始めでしたが、月曜と今日水曜モロに電車の運転見合わせに捕まっております。

 

この記事の執筆をしたいので敢えて座って待ってますが既に1.5時間ほど。。

 

もうすぐ動くみたいなので助かりました笑

 

 

さて、今回は日本最大の焼き物産地である美濃焼です。

 

焼き物といえば伊万里焼や有田焼を良く耳にすると思います。しかし美濃焼は日本の焼き物の内50%超のシェアを誇る一大産地です。

 

美濃焼岐阜県恵那市可児市などその近辺で生産される陶磁器を指します。

 

平安時代の須恵器から発展していき、かの有名な戦国武将である織田信長の経済政策により瀬戸の方からも移住して来た陶工も多く、大きな窯が沢山作られたことにより一大産地として発展を遂げていきました。

 

安土桃山から江戸時代に入ると美濃焼にも色々なものが生まれ、中でも茶人として、武将としても有名で名前を聞いた事がある人も少なくないでしょう古田織部による斬新な発想で作られた織部好みは有名で美濃焼だけでなく九州の薩摩焼などでも織部好みのものが作られています。

 

江戸時代にはそれまで主流であった大窯から連房式登窯へと窯も変貌を遂げ、末期ごろからは磁器も作られるようになり、現在では和食器洋食器ともに一大産地となっています。