古いもん日記

古いもん、骨董品について語ります。

ビスクドール

f:id:garantokutta:20181210200259j:imageみなさんこんばんは。

 

一気に寒くなりましたね。。

急激に寒くなりすぎて先週まではヒートテックも普通のでしたが、今日はヒートテック極暖にコート着てマフラーと手袋

 

まさにフル装備笑

 

朝から結構バタバタする結果になってしまいました笑

急激な気温変化で体調など壊さないように気をつけないといけませんね。。。

 

 

さて、今回はビスクドール

ビスクドールという名称自体は聞いたことがない方も少なくはないと思いますが、どうでしょうか?

 

フランス人形

 

この名前なら聞いたことがある方も多いかと思います。みなさんがフランス人形と聞いて思い浮かぶ人形がビスクドールに近いものです。

 

ビスクドールのビスクはフランス語が語源になっていて、ビスケットと同じく二度焼きの意味のフランス語から来ています。

これは人形の各部品が二度焼きされた素焼きの陶器で出来ていることから来ており、ビスクドールと言う呼び名の他に陶器で出来ていることからチャイナドールと言う呼ばれ方もします。

 

19世紀ごろにヨーロッパの貴族層、ブルジョワな層から愛されました。

 

当初は型に陶土を流し込んで作られていましたが、次第に量産のために液状の粘土を型に流し込んで作るポアードビスクと言う製法が確立されました。

それと対比して前身である陶土を使う製法をプレスドビスクと言います。

 

次第に廉価なゴムなどに代替していき1900年代半ばには製作されることは無くなりましたが、現在でも当時の陶器で出来たものは高価で取引されています。