古いもん日記

古いもん、骨董品について語ります。

酒井田柿右衛門

ミスタードーナツってコーヒー安いしおかわり自由なんですねー

 

全然知らなかった笑

 

はい。そんなことはさておき、今回は酒井田柿右衛門について掘り下げます。

 

みなさんも一度くらいは名前聞いたことがあるかもしれませんが、何した人?くらいの感じですよね

 

酒井田柿右衛門

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酒井田柿右衛門は有田焼の作家で代々子孫が襲名し、当代は第15代の酒井田柿右衛門になるようです。

 

1700年ごろ朝鮮人陶工の李参平により有田に良質の陶土が発見されたことにより、その土を求めて有田へと引越しした酒井田円西とその子供喜三右衛門は有田で陶磁器の作成をしてました。その後17世紀前半に喜三右衛門が赤絵磁器の製作に成功し、柿右衛門を名乗り始めました。

 

この初代が確立した方式を柿右衛門様式と呼びこれは輸出もされ、欧州でも人気を博しました。

 

初代柿右衛門から第4代の柿右衛門までを初期柿右衛門、5-7代を中期柿右衛門、8代-10代を後期柿右衛門と呼びます。

 

柿右衛門様式

 

酒井田柿右衛門の確立した製法を柿右衛門様式と呼び特徴として、花鳥図などを題材にして、主に暖色系の色を使って描かれているのが特徴です。

 

地色は濁手と呼ばれる乳白色が特徴で、その上絵の赤などと非常に映えるのが特徴です。

 

代々の酒井田柿右衛門の作品は取引価格も高価になるのでもしお持ちの方は一度鑑定してみるといいかも、、