信楽焼
みなさんこんばんは。
インフルエンザがどうしようもないくらいに流行していますが皆さんは大丈夫でしょうか。
幸い今のところ私はかかっていませんが皆さんも予防をしっかりしてかからないように気をつけましょう。
さて、今日は前回の美濃焼きに引き続き焼き物をやりたいと思います。
色々な焼き物の産地はありますが、今回は狸の置物で有名な信楽焼きです。
信楽は良質な陶土が取れることに加え、その場所が東海地方や奈良などの畿内のちょうど中継地であったこともあり、古くから焼き物の一大産地として栄えていました。
信楽焼きといえば狸のイメージがかなり強いですが、むしろその歴史は浅く、火鉢など普通の焼き物も多く製作されています。
狸はいつからなのか、、実は明治時代に作られたのが最初だといわれています。
いまのように有名になったのはさらに最近の話で、1951年に昭和天皇が信楽を訪れた際に沿道に小旗を持たせた狸の置物をたくさん配置したところそれに感動した昭和天皇が歌を詠んでその姿が全国紙の新聞に取り上げられたことから現在のように信楽といえば狸のイメージが連想されるようになりました。
私は小学校の際に遠足で信楽を訪れたことがありますが、あの狸の大きさと数、そして私は車酔いに強いので大丈夫でしたが到着するまでの山道でバスの中の半分がダウンしていたのを鮮明に覚えています。笑
そんな地味な思い出の地信楽、ぜひ訪れた際には狸だけでなく普通の食器などにも目をやってみてはいかがでしょうか。